2025年8月28日、スタートポイントナトリウム電池主催による第8回スタートポイントナトリウム電池サミットフォーラムが深圳市ヴィーナスロイヤルホテルで盛大に開催された。今回のフォーラムのテーマは「全チェーン技術・生産能力の飛躍—GWh級出荷『真』の元年」とし、ナトリウム電池の全チェーン技術ブレークスルーの道筋と産業化実現の重要方向性に焦点を当てた。維科技術（Veken Technology）は、卓越した市場実績と技術力により、今回のイベントで「2025年度上半期（H1）中国ナトリウム電池出荷台数」と「2025年度上半期（H1）中国ポリアニオン系ナトリウム電池出荷台数」の二大ランキングで首位を獲得し、核心技術の成果を共有した。

大会開会式において、「2025年度上半期（H1）ナトリウム電池出荷台数細分TOP60ランキング」が正式に発表された。同社は、成熟した産業化レイアウト、大規模生産能力、安定した製品納入実績により、今回発表されたランキングにおいて「2025年度上半期（H1）中国ナトリウム電池出荷台数第1位」と「2025年度上半期（H1）中国ポリアニオン系ナトリウム電池出荷台数第1位」という二つの重みある栄誉を同時に獲得した。このランキングは、業界における維科技術のナトリウム電池市場競争力への高い評価であるだけでなく、同社がナトリウム電池技術を研究開発段階から大規模生産へと転換する実力を明確に示している。

現在、維科技術のナトリウム電池製品は、蓄電ステーション、産業用・商業用蓄電、オートバイ始動電源など、多岐にわたる分野ですでに規模的な応用が実現しており、多様な市場ニーズを十分に満たしている。2025年、同社はデータセンター予備電源、通信基地局予備電源、商用車始動・停車電源などの細分化された応用市場への展開に成功し、市場からの十分な認可を得て、ナトリウム電池の付加価値のある応用シーンをさらに拡大している。同時に、同社は海外市場への展開を重点的に進め、世界的な事業拡大プロセスを加速し、世界中の顧客に付加価値のあるナトリウム電池細分化市場ソリューションを提供している。

続いて、維科技術研究院院長兼南昌維科電池副総経理の杜晨樹氏が、「新型電気化学蓄電電池—維科ナトリウム電池の開発と応用シーンの紹介」と題する基調講演を行った。講演で杜氏は、高安全性ポリアニオン系ナトリウム電池の4つの重要技術について重点的に解説した。耐高温技術は60℃の高温環境下における電池のサイクル寿命と容量保持率を効果的に向上させ、低温充電技術は-20℃の環境下における電池の安定した充放电を保証し、高倍率広温度域技術は-40℃から80℃という極限温度環境に適応し、かつ10Cの急速充放电をサポートする高性能ナトリウム電池を実現し、超安全技術では針刺し試験で発煙なしのセルの開発に成功し、製品の安全性を大幅に強化した。

さらに、同社は2024年にすでに中国ナトリウム電池及び中国蓄電用ナトリウム電池出荷台数の二つのランキングで首位を獲得する実績を収めており、2025年も技術研究開発と市場展開に継続的に注力し、ナトリウム電池の産業化発展により強力な運動エネルギーを注入し、必ずやさらに優れた実績を創出する。応用実現の面では、維科技術のナトリウム電池製品は、広発100MW/200MWh蓄電ステーション、内モンゴルフフホト2.5MW/10MWh蓄電ステーション、華北油田100kWh移動式スキッド型蓄電ステーション、阿左旗アラタンオボ変電所側40MWhナトリウム電池蓄電ステーションなどに広く応用されており、その技術の信頼性と産業化能力を十分に実証するとともに、ナトリウム電池産業の規模的発展に向けた実現可能な実施方案を提供している。

今後も維科技術はナトリウム電池分野への取り組みを継続的に深化させ、技術の迭代と生産能力の突破に専念し、製品性能と適用シーンの不断の最適化を通じて、エネルギー転換により効率的で持続可能なナトリウム電池ソリューションを提供していく。